【群馬FP】円安と「ドル建て保険」
円安と「ドル建て保険」
生命保険は、万が一の場合に家族が保険金を受け取れる死亡保障です。
『ドル建て保険』とは？
ドル建て保険とは、保険料の支払い、保険金や解約返戻金などの受取りまで、すべてドルで行う保険商品です。
終身保険
終身保険は、保障が一生涯続く保険です。
いつ亡くなったとしても、その時には家族が保険金を受け取れます。
養老保険
養老保険は、契約期間が満期になると満期保険金を受取ることができ、契約期間中に死亡した場合は死亡保険金が支払われる保険です。
個人年金保険・変額年金保険
個人年金保険は、老後資金の準備のための保険です。このうち、運用実績によって将来受け取る年金額が増やせる可能性がある、として販売されている年金保険が、変額個人年金です。
『ドル建て保険』のメリット・デメリット
メリット
・高利回りが期待できる。
日本円より金利が高いドルで運用されるので、運用効果を見れば円建て保険より高い利回りが期待できます。
・リスク分散になる。
円安になると資産全体の価値が下がりますが、ドル資産も持っていることでリスク分散になります。
デメリット
・為替リスクがある。
今は円安ですが、将来は円高になる可能性もあります。支払った保険料よりも受け取りが少なくなる、元本割れとなる可能性も高くなります。
・手数料がかかる。
ドルと円を両替するたびに為替手数料がかかり、この手数料は契約者負担になります。
円安の今できること
ドル建て保険にすでに加入している場合、円安に対して備える必要があります。
・解約返戻金をチェック
まずは解約返戻金がいくらになっているのかをチェックしましょう。加入してからの期間によっては、解約返戻金が払込保険料よりも高くなっている可能性があります。
・ドルで受け取る、ドルで据え置く
保険商品によっては、解約返戻金や保険金を日本円ではなくドルのまま受取ることができるものもあります。また、満期になってもすぐに受け取らず据え置きができる保険もあります。
しばらく様子を見たいという場合は、ドル資産のままおいておくのも一案です。
みーらいふではそういったご相談も受け付けておりますので、
お気軽にお問い合わせください。
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