【群馬FP】株主優待廃止の企業が増加!その理由は?
株主優待廃止の企業が増加!その理由は?
投資家にとって魅力の一つでもある株主優待。
この優待の内容に魅力を感じて、株式を購入する方もいらっしゃるかと思います。
優待でもらえるサービス券や金券、グッズなどは家計の助けにはもちろん、日々のちょっとした贅沢にもぴったりです。
しかし、最近この株主優待を廃止する企業が続々と出てきています。
今回のコラムでは、株主優待とは何か、またなぜ廃止する企業が増えているのかを解説します。
株主優待とは?
株主優待とは、企業が株主に自社の商品やサービスなどをプレゼントすることです。企業によって品物は異なりますが、サービス優待券、カタログ、お米、オリジナルグッズなど様々です。
銘柄によって、株主優待がもらえる株式数は異なります。
また、保有期間に応じて優待内容を変えている銘柄もありますので、各種確認する必要があります。
株主優待と株価
株主になる⇒「権利確定日」に株主名簿に掲載されている
株主優待を受けるための「株主名簿」に掲載されるまでには時間がかかるため、権利確定日の2営業日前の「権利付き最終日」までに株を購入しておく必要があり、株価が影響を受けることもあります。
(木)
(金) 権利付き最終日 2営業日前←この日までに株を買って保有
(土) 休業(カウントしない)
(日) 休業(カウントしない)
(月) 権利落ち日 1営業日前←この日に株を売ってもOK
(火) 権利確定日
権利付き最終日に向けて上昇し、権利落ち日に下落するケースが多い!
株主優待を廃止する企業が相次ぐ理由とは?
①2022年4月の東京証券取引所の再編で、上場する際の株主数の規定が2200人⇒800人に緩和されました。
そのため、株主の数を確保する手段としての優待の必要性が薄らいできています。
②株主優待は日本独特のもので、海外投資家や機関投資家は優待を受け取れません。このため、株主平等の観点を重視し、優待よりも配当を重視する企業が増えたことも要因のひとつです。
業績の悪化や方針転換などにより、株主優待は変更になったり終了になったりすることがあります。
優待目当てでの投資には注意しましょう!
株主優待の仕組み、それに伴う株価の動きなど、知っておくとより安心です。
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