【群馬FP】来年度から増額予定!出産育児一時金とは?
来年度から増額予定!出産育児一時金とは?
皆さん、来年度から出産育児一時金が増額することをご存じでしょうか?
出産育児一時金の現行制度
2022年6月に岸田総理が出産育児一時金の増額を表明しました。早ければ2023年度から実施されるようですが、改めて現在の出産育児一時金の概要を確認しましょう。
出産育児一時金とは
妊娠4ヶ月以上で出産した人に支給される制度。
支給額…原則42万円(産科医療補償制度※の対象外となる出産の場合は40万8000円)
※産科医療補償制度とは、出産に関連して重度脳性まひとなった新生児が速やかに受けられる制度
対象者…全ての国民健康保険、健康保険組合(協会けんぽや組合健保など)の保険加入者
出産方法…自然分娩、帝王切開、死産、早産など全て対象
出産育児一時金の申請方法①
出産育児一時金の3つの申請方法
①直接支払い制度
出産育児一時金の請求と受け取りを医療機関等が行う制度
②受取代理人制度
健康保険から医療機関等へ直接出産育児一時金が支給される制度
※出産の2ヶ月前から健康保険への申請が必要
①②いずれも出産費用の立て替え不要ですが、以下の注意点があります。
出産費用が42万円以上…窓口で差額支払い
42万円以下…申請すれば差額分受取り可能
医療機関によってどちらの制度が使えるか異なるため、事前の確認が必要。
出産育児一時金の申請方法②
③制度を利用せず直接受け取る
一旦出産費用を医療機関に支払い、その後、加入している健康保険へ申請をして出産一時金を受け取ります。
この方法には、出産を予定している病院と合意文書の締結・健康保険へ申請するための書類が必要です。
合意文書
・「直接支払制度や代理受取制度を利用しない」ことを確認する書類
必要書類
・出産証明書や戸籍謄本など
・合意文書のコピー
・出産費用が記載されている医療機関等の領収・明細書のコピー
出産育児一時金の現行制度についてご紹介しました。
出産育児一時金は、これから出産を控えているご家庭にとって、心強い支援ですよね。
近年の出産費用の増加に見合う出産育児一時金の増額を期待したいですね!
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